日本精工株式会社(本社:東京品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 朝香 聖一、以下 NSK)は、小学5・6年生を対象とする「まさつ科学教室」を藤沢技術センター、藤沢工場(神奈川県藤沢市)で開催しました。
今年の「見えない‘まさつ’をみてみよう!」と題した3時間の学習プログラムでは、湘南地域をはじめとする神奈川県全域より、12名の小学5・6年生と保護者の方々に参加いただきました。見えない「まさつ」を体験的に理解してもらうため「120トンの重量がある鎌倉大仏は、子供何人で引っ張れば動きだすのか?」との問いに、参加者それぞれの柔軟な発想で取り組んでもらいました。
この問題を解くため、まさつの計測やグラフ作成など、科学的な予想をたてる作業をエンジニアと一緒に行いました。プログラムの最後には、実際に「台車」や「ころ付き台車」に座った大人を引っ張ってもらい、抵抗の違いを実際に体感してもらう時間も設けました。
NSKの科学教室開催は、昨年に続き2回目となります。今年からは科学への好奇心を呼び起こす課外授業として、神奈川県が開催する「平成19年度かながわサイエンス・サマー」プログラムの一つにも選定され、地元で生産される製品とその原理を紹介し、ご理解いただくことが「総合的な学習の時間」に繋がればと考えています。