NSKは、小型旋盤用ボールねじとして「BSLシリーズ」を新たに販売開始します。
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プレスリリース
2006年10月30日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 小型旋盤市場の複合・多軸化に大きく貢献 ~
NSKは、小型旋盤用ボールねじとして「BSLシリーズ」を新たに販売開始します。
近年の小型旋盤市場は、IT関連に代表される複雑形状の部品加工の増加にともない、複合・多軸化が進んできました。このため、一台の機械に搭載される送り駆動機構も大幅に増加しています。このような機械構造の複雑化に対応するため、送り機構の省スペース設計や、共通化・標準化による設計・生産ロード・リードタイムの削減が求められています。
NSKはこれらの要求に対し、シンプルなねじ軸端形状とコンパクトなナットで標準化した、小型旋盤用ボールねじ「BSLシリーズ」を製品化しました。
これにより、小型旋盤送り機構の省スペース設計や設計・生産ロードの削減に貢献します。
本シリーズは小型旋盤用として軸径20~32mm、リード5~12mmのサイズで8種類の組合せを用意しています。2007年1月から受注を開始し、2008年に10億円の売上を目指します。
なお、NSKは本製品を、11月に開催される第23回日本国際工作機械見本市「JIMTOF2006」に出展します。