NSKは、フラットパネルディスプレイ用フィルム洗浄機などの腐食環境向けの「高耐食自動調心玉軸受」をシリーズ化し、2007年3月より販売を開始致します。
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プレスリリース
2006年11月30日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 腐食環境搬送装置のメンテナンス期間の延長に貢献 ~
NSKは、フラットパネルディスプレイ用フィルム洗浄機などの腐食環境向けの「高耐食自動調心玉軸受」をシリーズ化し、2007年3月より販売を開始致します。
液晶などのフィルムやパネルは大型化の傾向にあり、フィルム洗浄機などの搬送装置向けに軸の傾きを吸収できる自動調心機能を持つ軸受の需要が増えています。
NSKでは、過酷な酸やアルカリなどの強腐食環境下で使用できる高耐食自動調心玉軸受として、アクアベアリング®(樹脂製転がり軸受)とESA軸受(オーステナイト系ステンレス鋼製転がり軸受)を加え、製品化済みの水環境用途向けのステンレス製自動調心玉軸受と合わせて3シリーズにラインナップを強化しました。
お客様の使用環境や使用条件に応じた3シリーズを揃え、フィルム洗浄工程などで使用される搬送装置用軸受のメンテナンス期間を延長することが可能となります。
NSKは、今回シリーズ化した高耐食自動調心玉軸受を2006年12月6日から開催されるセミコン・ジャパン2006に出展致します。また、本製品は、2007年3月から販売し、2010年には高耐食自動調心玉軸受シリーズで売上げ5億円を目指します。
液晶基板洗浄装置、フィルム洗浄装置、エッチング装置、搬送装置、食品製造装置 など