NSKは、工作機械主軸用として毎分40,000回転の高速回転を可能にした超高速アンギュラ玉軸受「スピンショットII」を開発しました。
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プレスリリース
2006年10月27日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ オイルエア潤滑、定圧予圧にて世界最高速*1、毎分40,000回転を実現 ~
NSKは、工作機械主軸用として毎分40,000回転の高速回転を可能にした超高速アンギュラ玉軸受「スピンショットII」を開発しました。
機械加工の高効率化や加工精度の向上のために、工作機械主軸の高速化が進んでいます。高速回転領域では、オイルエアによる潤滑が主流となっている中、金型加工や航空機部品の加工などの分野でさらなる超高速回転のニーズが高まっています。しかし、従来のオイルエア潤滑では、超高速回転時のエアカーテンの発生により、潤滑油が軸受内部に入りにくくなり潤滑不足になるということ、オイルエア潤滑特有の風切り音が発生するなどの課題がありました。
この度、NSKは、実績のあるオイルエア潤滑技術を進化させた、超高速アンギュラ玉軸受「スピンショットII」を開発し、世界最高速の毎分40,000回転の実用化に成功しました。
*1 2006年10月27日現在 当社調べ
NSKは、本製品を11月に開催される日本国際工作機械見本市「JIMTOF2006」に出展し,#40、主軸径65mmの超高速スピンドルに組込んで、動展示を行います。