NSKは、3,000ccクラスの乗用車まで搭載可能な減速機構に高強度ギヤ等を採用した電動パワーステアリングを開発しました。
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プレスリリース
2006年04月26日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
NSKは、3,000ccクラスの乗用車まで搭載可能な減速機構に高強度ギヤ等を採用した電動パワーステアリングを開発しました。
自動車の省エネ、高効率に貢献する電動パワーステアリングは、軽自動車に始まり、小型乗用車から大型乗用車へと市場が拡大しています。モータの回転力を伝達する減速機構部の小型化と負荷容量のアップが大型乗用車への搭載の課題とされていました。
NSKは、このようなニーズに応えるべく、大きな回転力にも長時間耐える耐久性の向上と、摩擦の低減をクリアした減速機構を開発し、3,000ccクラスの乗用車に搭載可能な電動パワーステアリングを実用化しました。
NSKは、今回開発した減速機構を標準仕様とし、これを搭載した「小型高出力電動パワーステアリング」の販売を拡大していきます。2010年には200万本の販売を予定しています。