NSKおよびThe Timken Company(以下TIMKEN、本社:米国オハイオ州)は、合弁事業として、中国 蘇州(江蘇省)において建設を進めてきたTimken-NSK Bearings (Suzhou) Co., Ltd.のオープニング セレモニーを5月20日、蘇州市政府、蘇州新区、NSK、TIMKEN及び協力企業代表の方々200名ご臨席のもと盛大に挙行いたしました。
本合弁事業はNSKとTIMKENが各50%を出資し、中国の歴史的な名城――蘇州に自動車向けの円すいころ軸受を生産する工場を設立するもので、生産能力は年間1500万個を予定しています。
式典は、好天に恵まれ、中国の伝統的な獅子舞と龍舞で来賓をお迎えし、建物には白と赤のリボンが飾られ、大きな中国結びと赤提灯、風船など華やかな雰囲気のなかで行われました。蘇州市の汪副市長、蘇州新区の政府代表より祝辞をいただき、主催者を代表して、TIMKEN のGriffith社長、NSKの朝香社長が挨拶いたしました。
NSKを代表して社長の朝香は、計画通りに生産をスタートできたことに対して、政府関係、工事関係をはじめとした関係各位に感謝を述べ、「NSKは中国での事業展開を加速させ、この蘇州をはじめ、昆山・張家港・常熟での生産拡大を推進中で、これらの生産拠点をグローバルな供給基地に育てる一方、巨大な中国マーケットへの供給基地としての能力を高めていきます。本工場も、これから順調に生産を軌道に乗せ、来年には年産1500万個のフル能力での稼動を予定しています」と挨拶いたしました。そして最後に、中国の関係者の皆様、TIMKENそしてNSKの三者が、今まで以上に力をあわせて、世界から注目される蘇州の企業になることを誓いました。