
NSKは、工作機械用としてローラタイプのNSKリニアガイド「RAシリーズ」を開発、販売を開始します。
ローラガイド「RAシリーズ」は、転動体にころを用いた直動転がり案内で、長年工作機械用リニアガイドを市場に供給してきたNSKの直動案内技術に加え、転がり軸受のトップメーカーとしての「解析技術」「要素開発技術」を駆使し、ボールタイプは当然として、既存のローラタイプガイドをも凌駕する高性能を実現しています。
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プレスリリース
2003年10月15日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
NSKは、工作機械用としてローラタイプのNSKリニアガイド「RAシリーズ」を開発、販売を開始します。
ローラガイド「RAシリーズ」は、転動体にころを用いた直動転がり案内で、長年工作機械用リニアガイドを市場に供給してきたNSKの直動案内技術に加え、転がり軸受のトップメーカーとしての「解析技術」「要素開発技術」を駆使し、ボールタイプは当然として、既存のローラタイプガイドをも凌駕する高性能を実現しています。
工作機械市場では、近年更なる生産性の向上を目指した「マシンの高剛性化」が開発のキーワードとなってきています。特に欧州市場ではリニアガイドの「ローラ化」が急速に進展しており、将来の重要マーケットである「中国市場」向けにも売り込みを開始しています。
また「リニアモーター搭載高速機」の出現によりリニアガイドには一層の「高負荷・高剛性」が求められつつあります。
このような状況下で、従来ローラガイド採用に消極的であった日本メーカーにおいても今後急速にリニアガイドの「ローラ化」が進行するものと予測されます。
今回発売するNSKローラガイド「RAシリーズ」はNSKが長年のリニアガイド開発、軸受開発のノウハウを活用して開発した「ローラガイドを超えるローラガイド」であり、工作機械用リニアガイドの新たな標準形を提案します。
NSKローラガイド[RAシリーズ]は#RA35、45、55の3種類を標準化し、2004年1月より発売を開始します。