NSKは、従来より推進してきた部品のグローバルな調達力強化の一環として、中国に玉軸受前工程部品(旋削リング)の生産会社を設立することを決定しました。
会社名 | 張家港恩斯克精密機械有限公司 |
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設立場所 | 中国 江蘇省 張家港経済開発区 |
スペース | (敷地)52,000㎡ (建物)12,000㎡ |
資本金 | 6.5億円 [恩斯克(中国)投資有限公司(NSK CHINA HOLDING Co.,Ltd.) 100% 出資] |
事業内容 | 玉軸受前工程部品(旋削リング)の製造・販売 |
生産開始 | 2003年末予定 |
従業員数 | 約200名強(2006年予定) |
生産規模 | 売上約15億円(年当たり・2006年予定) |
中国においては昆山工場の増強、グローバル調達の拡大などにより並径玉軸受用旋削リングのニーズが強まっています。一方、中国を中心としたアジア市場で自動車用軸受の需要が拡大しています。
このような状況下、NSK独自の前工程部品(旋削リング)生産拠点を中国に設立し、外部調達とのデュアルソース化を実現することにより、リング調達力の強化と更なるコスト競争力の向上を図ります。
新会社で生産する旋削リングは中国昆山工場の他、タイ、韓国及び米国のNSKグループ工場に供給する予定です。
以上により、NSKのコア事業である並径玉軸受と自動車用軸受の事業基盤を一層強固なものにしていきます。