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2.3 自動調心玉軸受

自動調心玉軸受は、外輪軌道面の形状が球状になっている複列の玉軸受です。アキシアル荷重の負荷能力は低く、また高速回転にも向いていません。しかし、調心性がある比較的安価な軸受として使用されています。
  • 外輪の軌道は球面で、その曲率中心が軸受中心と一致しています。
    ⇒ 内輪、玉および保持器は軸受中心の周りを回転でき、調心性があります。
  • 内輪は2列の軌道を持ちます。
  • 標準は打抜き保持器です。
  • 軸とハウジングの心合わせが困難な場合や軸がたわみやすい伝動軸などの用途に適しています。
  • 内輪テーパ穴の軸受もあります。
テーパ穴
円筒穴
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