解析技術開発

現在、CAEは、製品設計コストの削減、複雑な現象の把握に欠かせない技術となっています。

NSKワーナーでは、解析精度の向上、新規解析手法の開発に取組み、製品設計及び、現象解明に解析技術を活用しています。

機構解析

ポール(ポールクラッチ部品)の挙動検討(機構解析)
ポール(ポールクラッチ部品)の挙動検討(機構解析)

機構解析とは、複数の部品の動きを求める解析です。

複数の部品が組み合わさった複雑な挙動を機構解析により評価しています。

構造解析

ハウジング(クラッチパック部品)の強度検討(構造解析)
ハウジング(クラッチパック部品)の強度検討(構造解析)

構造解析とは、外力や内力により生じる構造物の変形や応力を求める解析です。

形状が複雑な製品において、使用時に発生する応力または、変形を評価するために構造解析を使用しています。

流体解析

ハウジング(クラッチパック部品)の強度検討(構造解析)
FP-SP間のATF流れ解析

流体解析とは、流体の流れにより生じる流速・圧力を求める解析です。

当社製品にはATF(AT用オイル)と空気が混在している環境で使用されている製品があり、その製品内を流れるATFと空気の流れを流体解析により求めています。