次世代高精度工作機械用ボールねじ

運動方向反転時の摩擦変動を大幅に低減、高面品位加工を可能に。

ボールねじの運動方向反転時の摩擦変動を低減する技術を新たに開発しました。摩擦変動が低減されることにより、象限突起と呼ばれる工作機械における運動誤差が減少し、高面品位加工を可能としました。

次世代高精度工作機械用ボールねじ

【ボールバー測定】
工作機械の運動精度を評価するために用いられる測定方法

特徴

1

ボールねじ運動方向反転時の摩擦安定化により、象限突起の2山目の発生を抑制。

2

動摩擦トルクを最大で従来比20%低減。これにより、象限突起の1山目を減少。

3

取付回りは従来と完全互換により、既存の機械にそのまま取付可能。

4

上記3つの特徴から、加工面品位の向上により仕上げ工程の短縮、省エネルギー化に貢献。

構造・原理

象限突起低減技術の効果

象限突起低減技術の効果