高速・静音コンパクトナットボールねじが「2019年”超”モノづくり部品大賞「奨励賞」を受賞

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘、以下NSK)が開発した、高速・静音コンパクトナットボールねじが「2019年“超”モノづくり部品大賞」において「奨励賞」を受賞しました。今回、受賞した「高速・静音コンパクトナットボールねじ」は、高速性、静音性に加えて、工作機械の加工品質や加工効率の向上に貢献する製品であり、日本のみならず欧州をはじめとしたグローバルにモノづくりに貢献できる製品であることが評価されました。

奨励賞を受賞
高速・静音コンパクトナットボールねじ

特長

こま式ボールねじにおいて業界最高*の送り速度を達成
NSK独自の高速・静音技術の適用により、こま式ボールねじにおいて送り速度100m/minを達成。工作機械のサイクルタイム短縮による加工効率の向上に貢献します。
*:各社カタログ品のNSK調べ
静音性の向上
NSK独自の高速・静音技術の適用により、NSKの従来こま式ボールねじに比べて-4dB(A) の静音性を達成しました。
安定した作動特性
ボールの挙動を解析する独自のシミュレーション技術の確立によって、スムーズなボールの循環を実現しました。この結果、高精度で高品質の製品加工に貢献します。
DINに適合
ナット外径が小さいこま式ボールねじの特長を維持することで、コンパクトなナット外径が求められるDIN ( ドイツ工業規格 ) に適合しました。欧州の幅広いお客様のご要望にお応えします。

用途

工作機械などの送り駆動機構

受賞概要

受賞内容 2019年 “超”モノづくり部品大賞」奨励賞
受賞対象 高速・静音コンパクトナットボールねじ

“超”モノづくり部品大賞について

主催:モノづくり推進会議・日刊工業新聞社、後援:経済産業省、日本商工会議所

日本のモノづくりの強さを再認識し、わが国の産業・社会の発展に貢献することを目的として「縁の下の力持ち」的存在である部品・部材(「機械」「自動車」「電気・電子機器」「環境関連」「健康・医療機器」「生活関連」の6分野)に焦点を当て、日本のモノづくりに寄与する部品、部材を表彰する賞として2004年に創設されました。

NSKについて

NSKは、1916 年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100 年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960 年代初頭から海外に進出し、現在では 30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第 3 位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL™ を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026 年に向けて NSKビジョン 2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

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