「2019年度(第39回) 精密工学会技術賞」を受賞 

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO内山 俊弘、以下NSK)は、公益社団法人精密工学会より2019年度(第39回)精密工学会技術賞を受賞しました。

今回の受賞は、荷重条件や速度条件が厳しい環境で使われるボールねじの信頼性を高める技術を開発したことが評価されました。NSKは、世界トップレベルの技術力によって、今後も安全で快適、環境にやさしい社会の実現に大きく貢献していきます。

ブースイメージ
2019年9月5日(木) の浜松での贈賞式にて
真ん中:精密工学会 家城淳会長(オークマ株式会社代表取締役社長)
NSK社員は(左から)、阿部、上田、川田、飛鷹

受賞内容

受賞テーマ:高残留オーステナイト材料を用いた長寿命・高負荷駆動用ボールねじの開発

高精度・長寿命ボールねじ

NSKでは高負荷駆動用ボールねじを商品化し、電動射出成形機やプレス機などに採用いただいています。近年、電動射出成形機では生産性向上や成形部品の多様化が求められており、生産性向上では送り速度の高速化による「ハイサイクル化」によってボールねじの長寿命化を、成形部品の多様化ではボールねじの耐荷重性能の向上が望まれています。

今回、ボールねじ材料の残留オーステナイト量と硬さをコントロールすることで、従来比で2.2倍の長寿命化と1.2倍の耐荷重性能の向上を実現しました。

これにより、荷重条件や速度条件がますます厳しくなる中、電動射出成形機やサーボプレス機の信頼性向上に貢献し、更にはボールねじのダウンサイジングも期待できます。

今回開発した技術を適用した製品

長寿命・高負荷駆動用ボールねじ 「S-HTFシリーズ」 ~従来比 寿命2.2倍、耐荷重1.2倍

本製品については、プレスリリース「 NSK高負荷駆動用ボールねじ『S-HTFシリーズ』を開発 」をご参照ください。

NSKについて

NSKは、1916 年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100 年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960 年代初頭から海外に進出し、現在では 30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第 3 位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL™ を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026 年に向けて NSKビジョン 2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

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