フォルクスワーゲン社とステアリング事業における協業に合意

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘、以下NSK)とフォルクスワーゲン社(本社:ドイツ ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、以下VW)は、両社のイノベーション力を高めることを目的に、ステアリング事業における協業に合意しました。そして最初のステップとして、製品開発における協業契約を締結しました。

(左から) Thomas Schmall, Dr. Stefan Sommer, 麓
(左から) Thomas Schmall, Dr. Stefan Sommer, 麓

Board of Management of Volkswagen AG, Dr. Stefan Sommer コメント

ステアリングのグローバルサプライヤーであるNSKとの協業に合意できたことは、当社のシャシービジネスにおけるグローバルな開発と生産を拡大させ、イノベーション力をさらに強化する、戦略的に重要なステップとなります。

Volkswagen Group Components CEO: Thomas Schmall コメント

両社が持ち寄ったノウハウを製品開発の協業の中で徹底的に活用していくことで、両社の製品がより素晴らしいものになることを期待します。

日本精工株式会社 執行役専務 自動車事業本部 ステアリング&アクチュエータ本部長 麓 正忠 コメント

VWとの協業合意は、当社の製品ポートフォリオとグローバル生産を拡大するために、戦略的で重要な意味を持つ合意です。多くの分野で補完関係にある両社が、将来の更なるイノベーションに向けて、よりよい関係を構築していくことを期待します。

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立をめざしていきます。

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