トランスジェンダー支援のためのガイドライン発行

~LGBT関連施策の推進、啓発活動の強化~

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘、以下NSK)は、社員一人ひとりの能力・特性を最大限に活かせる働きがいのある職場環境づくりを進めています。その一環として、LGBTなど性的少数者である従業員への支援として、トランスジェンダー支援のためのガイドラインを4月22日に発行しました。また、LGBT支援を行うALLY(アライ)を増やすための活動を4月1日より開始するなど、啓発活動を強化しています。

※ALLY(アライ):LGBTの置かれた状況を理解し、自分ごととして行動できる支援者・仲間のこと

トランスジェンダー支援のためのガイドラインの発行

タイトル 「NSKトランスジェンダーも働きやすい職場づくりに向けたガイドライン」
背景 近年、日本でもLGBT含む性的少数者について、広く知られるようになりました。そのうち、トランスジェンダーについては、性別適合手術の一部が保険適用になるなど、環境が大きく変わり始めました。NSKでは、当事者が安心して働くことができる職場環境づくりの一環として、トランスジェンダー支援のためのガイドラインを作成・発行しました。
目的
  1. トランスジェンダー含むLGBTなど性的少数者についての正しい理解の促進
  2. トランスジェンダー従業員への支援
内容
  1. トランスジェンダー含むLGBTなど性的少数者についての基礎知識
  2. トランスジェンダー従業員の性別移行の支援についての考え方・対応方法をトイレや更衣室など項目ごとに記載
運用 NSK従業員が閲覧できる社内イントラネットに掲示
NSKトランスジェンダーも働きやすい職場づくりに向けたガイドライン

啓発活動の強化 ~NSKオリジナルステッカーの作成~

NSKでは、LGBTに関する研修、説明会などの啓発活動を行ってきました。この活動を更に強化するため、LGBTなど性的少数者の支援を行う従業員「ALLY」を増やす取り組みを4月1日より始めています。取り組みの一環として、LGBTなど性的少数者の正しい理解の周知と、協力者を増やしていくため、NSKオリジナルのALLYステッカーを作成しました。取り組みの趣旨を理解し、支援をしたいと思っている従業員が、身の回りのものにステッカーを貼ることで身近なところから支援者を増やすことで、活動の周知と意識付けを目的としています。

  • 配布対象:ALLYの取り組みに賛同するNSK従業員
  • ステッカー:2種類作成
NSKオリジナルのALLYステッカー
NSKオリジナルのALLYステッカー

NSKは、今後も従業員の多様性を受け容れ、一人ひとりが能力を発揮できる職場づくりを進めます。

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION&CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

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