「上海モーターショー(Auto Shanghai 2019)」に出展

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘、以下NSK)は、2019年4月16日(火)~4月25日(木)に国家会展中心(中国、上海市)で開催される「上海モーターショー(Auto Shanghai 2019)」に出展します。

今回の上海モーターショーでは、「Innovation Beyond Imagination」をテーマに掲げ、電気自動車(EV)をはじめとする新エネルギー車(NEV)の普及が目覚しい中国において、NSKが4コアテクノロジー™をベースに磨き上げてきた次世代技術が、自動車の走行安定性や省エネ性能の向上に貢献し、お客様の嬉しさにつながることを紹介します。

NSKブースイメージ
NSKブースイメージ

主な出展品

バリオリンク アクチュエータ

バリオリンク アクチュエータ
“自在な動きは、まるで未知の生命体。”
NSKが誇るボールねじ技術とモータを組み合わせることにより、左右の操舵はもちろん、高速走行時に車輪のキャンバー角を「ハの字」に変化させることで、高い速度を維持したまま安定性を確保します。また、アクチュエータを伸縮させてホイールベースを変化させることで、自動車の小回りが効くようになり、縦列駐車などが簡単になります。

ホイールハブモーターフィット

ホイールハブモーターフィット
“クルマの次のスタンダードは、すでに足元から始まっている”
NSKが実用化を目指して改良を重ねてきた、車輪に搭載されるドライブシステムです。2つのモータと小型トランスミッションを搭載しており、大きな駆動トルクと十分な最高速度を小さなモータで両立することができます。駆動力をタイヤ毎に制御できるため、自動車の安定性を高めたり、衝突を回避したりと、さまざまな用途に利用できます。

トラクション スクウェア ドライブ

ホイールハブモーターフィット
“より静かに、そして速く小さく。その「動き」はオイルで伝わる。”
電気自動車のさらなる普及のためにクリアすべき技術課題の一つが、コストと航続距離の両立です。NSKがこの課題に応えるために開発を進めているのが、歯車を使わずに動力を伝える「トラクション スクウェア ドライブ」。圧縮された瞬間だけ硬くなる性質を持つ特殊なオイルを介して“転がり”で動力を伝達。そのため、回転速度やトルクによらず静粛性に優れているという特長があります。この画期的なトラクション減速機を高速モータと組み合わせることで、電気自動車のドライブシステム全体のさらなる小型化・軽量化を実現。スムーズな動きで電気自動車の消費電力削減に貢献します。

展示会概要

展示会名 第18回上海国際自動車工業展示会(AUTO SHANGHAI 2019)
開催期間 2019年4月16日(火)~25日(木)
会場 国家会展中心
NSKブースNo. 5.2ホール 5BI075
公式サイト http://www.autoshanghai.org/ New Window

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどでも世界有数のシェアを獲得しています。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国に拠点を設け、世界中のお客様から高い評価と信頼をいただいています。

2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

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