両立ガイドブック刷新・男性の育児休業の取得推進 | ニュース | 企業情報

日本精工株式会社(本社：東京都品川区、代表者：取締役代表執行役社長・CEO 内山俊弘、以下ＮＳＫ)は、社員一人ひとりの能力・特性を最大限に活かせる働きがいのある職場環境づくりを進めています。その一環として、介護編、育児(女性)編、育児(上司)編の3種類の両立支援ガイドブックを作成しました。また、男性社員の育児休業取得の推奨、介護期に備える介護セミナー、育児中の社員の支援を目的とした祝日保育などを行っています。

両立支援ガイドブックの刷新・発行

従来、1冊だった両立支援ガイドブックを、目的別に3冊に分け、社員のニーズに合わせた内容に全面改訂を行いました。

1. 仕事と育児の両立支援女性編: 会社としての子育て社員への支援・応援に関する情報のほか、子育て社員が知りたい情報、子育て中の先輩社員の体験談や後輩に伝えたいノウハウなどを掲載。
2. 部下の仕事と育児の両立支援上司編: 両立期の社員とのコミュニケーション方法を中心に、職場のマネジメントと部下へのサポートや育成に関する「イクボス※」としての心構えや知識を掲載。
3. 仕事と介護の両立応援宣言編: 介護が始まる前からできる準備や両立期の基礎知識など、社員だけでなく、家族も一緒に読んでいただける冊子として制作。

※イクボス:ＮＳＫは2017年にイクボス企業同盟に加入。	http://fathering.jp/ikuboss/5274/

男性社員の育児休業取得の推進

概要: 育児休業を社員の家庭生活の充実と、職場の働き方の見直しを促すきっかけとして捉え、男性社員の育児休業の取得を推進します。今年度より、対象者とその上司宛に、育児休業取得を推奨する書面を送付、計画書の作成によって取得を促します。
対象: ＮＳＫおよび国内の主要なグループ会社の子が誕生した男性社員とその上司。

両立支援施策の進捗状況

1. 介護セミナーの開催

概要

介護離職の防止と、仕事と介護を両立しやすい環境づくりを目指し、セミナーを開催。

一般社員向けには、介護の基礎的な情報提供、管理職および人事部門に向けには、介護を抱えた社員への対応方法のノウハウなどを紹介します。

対象

ＮＳＫおよび国内の主要なグループ会社の40歳以上の社員全員および管理職、人事部門(2017年度より開始し、2018年度までに合計7,200人の受講を予定)

2. 祝日保育の拡充

概要: 国内工場や技術部において、祝日稼働日に社内で保育サービスを提供します。ニーズの高い拠点から順次拡大展開しています。
対象: 満1歳～小学校3年生までの子がいるＮＳＫグループ社員
実施工場: 藤沢工場・藤沢技術センター、石部工場、高崎工場、榛名工場、ＮＳＫステアリングシステムズ(株)の計5事業所。

その他の両立支援施策

不妊治療を理由とした半日年休の年間利用限度回数の緩和
その他、育児中の社員の両立支援を目的として、法定を上回る多様な制度を設けています。また、ダイバーシティセミナーや働き方改革セミナー、イクボスセミナー、LGBTセミナーなど各種セミナーを実施しています。

ＮＳＫは、2014年に続き、2017年1月に子育てサポート企業として2回目の「くるみん」認定を取得しました。今後も従業員の多様なライフスタイルを受け容れ、一人ひとりが能力を発揮できる職場づくりを進めます。