高負荷駆動用ボールねじサポート軸受“NSKTAC03”の適用サイズ拡大

~世界最大級の負荷容量を持つ超大型ボールねじにより大型射出成形機の電動化に貢献~

高負荷駆動用ボールねじサポート軸受NSKTAC03

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 内山 俊弘、以下NSK)は、大型の電動射出成形機向けに「高負荷駆動用ボールねじサポート軸受NSKTAC03」のサイズを拡大しました。NSKは本製品シリーズの売上として2018年に10億円を目指します。

開発の背景

自動車の省エネや排気ガス規制の強化に伴い、ハイブリッド車や電気自動車などには軽量化要求が高まっています。この結果、インパネ周りの内装部品に加え、より大型の一体型バンパーやドアモジュールなどの大型樹脂部品のニーズが高まっています。
従来、大型部品の成形は耐荷重性能の高い油圧駆動の射出成形機が主流でしたが、省エネに優れ油を使わないクリーンな電動射出成形機が望まれていました。

製品の特長

内径Φ180までにサイズ拡大
内径Φサイズを従来の120から180まで拡大し、より高負荷なボールねじへの対応を可能にしました。この結果、従来、高負荷ボールねじ向けには、スラスト自動調心ころ軸受が使われていましたが、これをアンギュラ玉軸受に置き換えることを可能にしました。

製品の効果

1. 低トルクかつスムーズな作動性
従来から広く採用されているスラスト自動調心ころ軸受と比べて、トルクを約半分にでき、正逆回転などにおいても、スムーズに回転します。
2. 吊りボルト穴標準装備
吊りボルト穴を標準装備としたことで、重量の大きな軸受でもクレーンを使用して組み立てることができます。この結果、生産現場での作業効率が向上いたします。

電動射出成形機やサーボプレス機の大型化に伴い、負荷容量を高めた駆動用ボールねじのニーズが高まっています。この結果、サポート用軸受には、高機能化が求められています。NSKは1996年に「高負荷駆動用ボールねじサポートの専用軸受」を発売し、その後も高負荷対応をはじめとして、製品の拡充に努めています。
NSKは、今後も様々な市場ニーズにお応えし、“Your Real Partner.™”としてソリューションを提供していきます。

NSKの高負荷駆動用ボールねじサポート軸受
ころ軸受と玉軸受の比較
NSKTAC03シリーズ開発の背景

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