東京大学生産技術研究所との共同開発の「高感度小型バイオセンサ」をBIOtech2013で初紹介

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、東京大学生産技術研究所と共同で、血液や唾液に含まれる微量物質を、世界トップレベルの感度で検出を可能にした「高感度小型バイオセンサ」を開発しました。NSKは、2013年5月8日(水)~5月10日(金)に東京ビッグサイト(東京国際展示場、東京都江東区)で開催される「BIOtech2013-第12回 国際バイオテクノロジー展-*1」において、本製品を初出展します。

*1: 世界中のライフサイエンス研究機器メーカーや試薬メーカー、バイオベンチャー、研究機関、国等が 最先端のバイオ技術を出展するアジア最大のバイオ専門展示会。
新製品・新技術の発表・装置の実演が多く、有望な技術・シーズをいち早く発掘すべく具体的な技術相談・情報交換・ミーティング・商談が活発に行われる。

【製品の特長】

本開発品は、微小なくぼみを独自の周期構造配列で形成したバイオセンサチップに、金の表面処理を施し、チップに光を垂直に与えたときに起きる屈折率の変化を高感度に捉えて、微量物質の濃度を測定します。タンパク質を使用した実験では、1ナノモーラー*2の微細な濃度を検出でき、世界トップレベルの感度を実現しました。また、本開発品は、従来の測定機に比べ大幅な小型化が可能です。

*2: ナノモーラー(nM):1リットルあたり10億分の1モル(10億分の1(モル/リットル))の濃度を表し、砂糖1グラムが約300万リットル(お風呂15,000回分)の水に溶解している濃度。

【製品の効果】

本開発品は、病院などで簡単に、かつ、短時間で診断のための検査ができ、予防診断費用の削減への貢献が見込まれる技術です。さらには、各種研究機関での新薬の開発まで、幅広い分野への応用・展開も見込んでいます。

高感度小型バイオセンサチップ(模式図)/微量物質測定装置(試作機)

【展示製品】

液体中の微量物質の濃度を測定する「高感度小型バイオセンサ」とこれを組み込んでバイオチップ表面の微小物質を検出する「微量物質測定装置(試作機)」を展示し、実用化に向け、バイオ業界の皆さまから、広くご意見やご評価を頂きます。

【出展概要】

開催期間 2013年5月8日(水)~5月10日(金)
会場 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
主催 BIOtech 2013 事務局 リード エグジビション ジャパン(株)
公式ウェブサイト http://www.bio-t.jp/外部ページ
出展ブースNo. 西3ホール 1-13

NSKは、2008年に先端技術研究所を設立し、軸受、自動車関連製品、精機製品など、既存事業の枠にとらわれない新技術研究、新製品開発、また、これらをベースとした新事業開拓を推進しております。NSKは、軸受やボールねじなどの機械要素製品と精密位置決め駆動技術に画像処理などの技術を組み合わせ、バイオ・MEMS技術、ロボティクス技術の領域の研究・開発に努めてまいりました。
NSKは、これからもトライボロジー、材料、解析、メカトロの4つのコアテクノロジーを生かすことで、世界トップレベルの技術力によって幅広い産業のニーズにお応えしてまいります。

プレスリリース記載の情報は報道発表日時点の情報です。
予告なしに変更され、ご覧になった時点と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。