高速・高負荷用大型ボールねじ「HTF-SREシリーズ」を商品化

~ 大型射出成型機やプレス機の高速化に対応 ~

日本精工株式会社(取締役 代表執行役社長 大塚紀男、以下NSK)は、中・大型射出成型機やプレス機の高速化に対応するため、新たなボール循環方式を採用した高速・高負荷用大型ボールねじ「HTF-SREシリーズ」を商品化しました。NSKは本製品を2011年1月に販売を開始し、2013年に5億円の売上を目指します。

高速・高負荷用大型ボールねじ「HTF-SREシリーズ」

【NSKの高負荷用ボールねじの歩み】

  • 1996年:他社に先駆けて、射出成型機向けに高負荷駆動用ボールねじ「HTFシリーズ」を商品化
    (軸径32~200mm、リード10~32mm)
  • 2005年:高速化に対応した新たなボール循環方式の「HTF-SRCシリーズ」を商品化
    (軸径50~120mm、リード14~25mm)
  • 2006年:高速化に対応した大リードの「HTF-SRDシリーズ」を商品化
    (軸径50~120mm、リード32~70mm)

【開発の背景】

自動車のインパネまわりの内装部品や、収納ケース等の大型樹脂品を生産する中・大型射出成形機では、生産性向上のため、高速・高加減速の要求が高まってきました。これらの射出成形機で使用される軸径140mm以上の大型ボールねじについても、回転速度の向上が求められています。

NSKは今回、新たなボール循環方式を採用し、従来品よりも限界回転速度を約2倍に向上させた高速・高負荷用大型ボールねじ「HTF-SREシリーズ」を開発しました。

【製品の特長】

ボールの循環にデフレクター接線方向すくい上げ方式を採用 【特許出願中】
新開発のデフレクター接線方向すくい上げ方式を採用することで、循環部品の強度をアップしました。その結果、1インチサイズの大径ボールを使用する軸径140mm以上の大型ボールねじにおいても、従来品に比べて2倍の高速回転を可能にしました。(許容dn値10万)
高速・大型ボールねじのラインナップを拡充
従来品に比べて、大幅にラインナップを拡充し、軸径140~200mm、リード25~100mmまで対応可能です。
NSK独自の高負荷技術を採用
高負荷用ボールねじで培った技術(負荷バランスの均一化、ボール保持ピース、等)を採用しています。

NSKのボールねじは、グローバルNo.1のシェアをいただいており、NSKは、今後も様々な市場ニーズにお応えし、ソリューションを提供してまいります。

開発の背景 - 高荷重用ボールねじのラインナップ -
開発コンセプト
特長 - 許容dnの向上 -

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