インドに工場を建設し、電動パワーステアリングを生産開始

日本精工株式会社(本社/東京都品川区 取締役 代表執行役社長 朝香聖一、以下NSK)はラニー社との合弁会社、ラニーNSKステアリングシステムズ社を通じて、ハリヤナ州バワル市に電動パワーステアリング(EPS)工場をオープンしました。

ラニーNSKステアリングシステムズ社 外観

ラニーNSKステアリングシステムズ社は、急成長を遂げている自動車生産の一翼を担うため、ニューデリーの南西部にあるハリヤナ州バワル市に、最新の生産設備を備えたEPS生産工場を完成させました。この度ラニー・グループのガネッシュ会長とNSK取締役 執行役専務 出川光夫出席のもと、開所式を行いました。

ラニーNSKステアリングシステムズ社 開所式
ラニーNSKステアリングシステムズ社 開所式
ラニー・グループ会長 ガネッシュ氏コメント
「今回の投資は、私たちの戦略的な成長計画を進めるためのものです。ラニーNSKは、新技術の導入そして商品ラインナップの拡充により、事業を成長させていきます。 2010年度までの目標として20億インドルピー(約44億円)を超える売上を見込んでいます。この工場は、『2012年までにインドにおけるEPS業界のトップリーダーになる』という私たちのビジョン実現のためには不可欠なものです」。
NSK 執行役専務 出川 コメント
「この新しいバワル工場は、インド南部にあるチェンナイ工場と同様に北部の顧客企業に対しても隣接した工場をオープンすることで、輸送距離を短縮すると同時に技術サポートの充実を図るものです。1997年から提携関係を続けてきたラニー社とNSKのパートナーシップは新たな段階へと進みます」
◆バワル工場概要
所在地 インド ハリヤナ州バワル市 バワル工業団地内
土地面積 20,000m2
建築面積 3,600m2
投資額 計3億7,700万インドルピー(約8億円) *建物、機械など含む
生産品目 電動パワーステアリングシステム
生産能力 20万本/年
従業員数 約100名

ラニーNSKステアリングシステムズ社について

ラニー・グループとNSKにより、出資比率50対50の合弁企業として1997年に設立され、以下の製品を生産しています。

  • エネルギー吸収式ステアリングコラム
  • ノンチルトステアリングコラム
  • チルト・テレスコ調整機能付きステアリングコラム
  • インターミディエイトシャフトおよびジョイントアセンブリ

NSKについて

NSKは1916年に創立、国産第1号のボールベアリング(玉軸受)を世に送り出しました。以来数々のタイプの軸受を開発、世界各地に供給し、産業の発達、機械の進歩に大きく貢献しています。現在NSKは、軸受の分野で国内第一位、世界でも第3位のシェアを占めています。また、軸受の生産で培ってきた精密加工技術を利用し、早くから自動車関連製品、精機製品の分野に進出するなど、多角化を進めています。NSKは1960年代より海外にも積極的に進出し、今回のバワル工場の設立によりNSKグループの生産拠点は13ケ国、59ヶ所となります。

ラニー・グループについて

1929年に設立されたラニー・グループは、自動車産業セクターで、安全装置や主要部品を製造する7つの企業で構成されています。2006年度はグループ全体の売上として136億5,000万インドルピー(300億円)を計上しました。

ラニー・グループは経営戦略としてTQM(Total Quality Management:総合的品質管理)を取り入れ、グループ企業のうち4社がデミング賞を受賞しました。

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