世界初、デュアル、ピットマンアーム式アクチュエータによるステア・バイ・ワイヤシステムを開発

~ 燃費向上やアクティブセーフティに貢献 ~

NSKは、自動車の*1左右輪独立ステア制御を可能とする「デュアル ピットマンアーム式ステア・バイ・ワイヤ」(以下 DPASS、Dual Pitman Arm Steer by wire System)を開発しました。

DPASSは、左右輪の独立ステア制御が最大の特長であり、車室内空間が広がる嬉しさはもちろんのこと、燃費向上やアクティブセーフティにも貢献する画期的なステア・バイ・ワイヤシステムです。路面3方向の荷重を検知する*2マルチセンシングハブからの情報を活用し、将来の自動運転につながる高度なアクティブステア制御を可能にします。NSKは、本開発品を第40回東京モーターショー2007に出展します。

*1 左右輪独立ステア制御: タイヤ舵角を左右独立に制御するシステム

*2 マルチセンシングハブ: NSKが開発した路面3方向荷重を検知するハブユニット

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【製品の特長】

左右輪独立のステア制御による燃費向上

左右輪の独立ステア制御によって、加減速、直進や旋回などそれぞれの状況に応じて、タイヤ開き角度を最適にコントロールし、タイヤの転がり抵抗を低減します。また、現在主流となっているブレーキを用いて車両の安定性を高めるアクティブセーフティデバイスに比べ、ステアリング制御はエネルギーロスが少ない環境に優しいシステムです。

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タイヤ開き角の最適化により,タイヤすべりロスを低減,省エネに貢献

マルチセンシングハブユニットを活用し高度なアクティブセーフティを実現

マルチセンシングハブユニットで路面荷重をリアルタイムで検知し、左右それぞれのタイヤ舵角を最適に制御し、ドライバーのハンドル操作をアシストします。これによりコーナリング性能の安定や自動レーンチェンジ、障害物回避など自動運転につながる高度なアクティブステア制御を目指します。

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路面荷重情報を活用して,アクティブセーフィティ性能向上に貢献

 

エンジンルームや車室内の設計自由度拡大

ピットマンアームアクチュエータを左右独立で配置することで、エンジンルーム内に設置されていた中間シャフトはもちろん、ラック&ピニオン等のステアリング部品も不要になり、エンジンルーム、および車室内の設計自由度が広がります。

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部品削減により,小型車においても広い室内空間を実現

NSKは、ベアリングやステアリングなど自動車要素部品の開発を通じ、今後もより安全・快適で環境に優しい自動車の実現に貢献してまいります。

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