「高耐食自動調心玉軸受」をシリーズ化

~ 腐食環境搬送装置のメンテナンス期間の延長に貢献 ~

NSKは、フラットパネルディスプレイ用フィルム洗浄機などの腐食環境向けの「高耐食自動調心玉軸受」をシリーズ化し、2007年3月より販売を開始致します。

高耐食自動調心玉軸受

液晶などのフィルムやパネルは大型化の傾向にあり、フィルム洗浄機などの搬送装置向けに軸の傾きを吸収できる自動調心機能を持つ軸受の需要が増えています。
NSKでは、過酷な酸やアルカリなどの強腐食環境下で使用できる高耐食自動調心玉軸受として、アクアベアリング®(樹脂製転がり軸受)とESA軸受(オーステナイト系ステンレス鋼製転がり軸受)を加え、製品化済みの水環境用途向けのステンレス製自動調心玉軸受と合わせて3シリーズにラインナップを強化しました。

【製品の特長】

お客様の使用環境や使用条件に応じた3シリーズを揃え、フィルム洗浄工程などで使用される搬送装置用軸受のメンテナンス期間を延長することが可能となります。

耐食性に優れた材料を採用し、耐食性を向上
アクアベアリング自動調心玉軸受では内・外輪に繊維強化型フッ素系樹脂を、ESA自動調心玉軸受では内・外輪に表面硬化オーステナイト系ステンレス鋼を各々採用することにより、従来のステンレス製自動調心玉軸受と比較し飛躍的に耐食性が向上し、酸やアルカリ環境下においての使用が可能になりました。
保持器には、耐食性および自己潤滑性に優れたフッ素樹脂、玉には耐食性と耐久性に優れたセラミックスを採用しています。
自動調心機構を採用し、耐久性を向上
調心性の少ない通常の深溝玉軸受形式のアクアベアリングやESA軸受と比較して、ミスアライメント(軸とハウジングとの傾き)下で、アクアベアリング自動調心玉軸受で10倍以上、ESA自動調心玉軸受で3倍以上の耐久性を有します。
自動調心性により、調心角5°までのミスアライメントに対応できます。

NSKは、今回シリーズ化した高耐食自動調心玉軸受を2006年12月6日から開催されるセミコン・ジャパン2006に出展致します。また、本製品は、2007年3月から販売し、2010年には高耐食自動調心玉軸受シリーズで売上げ5億円を目指します。

【主な用途例】

液晶基板洗浄装置、フィルム洗浄装置、エッチング装置、搬送装置、食品製造装置 など

アクアベアリング自動調心玉軸受の仕様
ESA自動調心玉軸受の仕様
高耐食自動調心玉軸受のラインアップ

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