一般産業機械用センサー軸受を開発

一般産業機械向けセンサー軸受

NSKは、一般産業機械向けセンサー軸受を開発いたしました。今年中に量産化を開始する予定です。

NSKは、従来より軸受が支える回転軸の情報を軸受でセンシングし、制御や異常検知に用いる製品群を開発しています。

今回開発した一般産業機械用センサー軸受は、深溝玉軸受に回転速度と回転方向を検出するための磁気エンコーダと磁気検出素子を組み込んだ構造であり、一般産業機械に使用されるモータや各種装置に組み込むことで、回転速度と回転方向を同時に検出することができます。

これまでの磁気検出方式のセンサーは、外部磁束が大きくなると正確に回転速度を検出することができなくなることがありました。そのため、モータのように大きな磁束が発生する用途には、そのままの状態では使用することが難しいといった欠点がありました。本製品は、部品点数は従来のままでセンサー部分の内部構造を工夫することにより、これまでの磁気検出方式の欠点であるセンサー感度に対する外部磁束の影響を大幅に改善しています。そのため、従来に比べて約2倍(当社比)の強度の外部磁束まで回転速度を正確に検出できることが確認でき、これまでは使用が難しかったモータ内部への組み込みを可能とし、外付けセンサーに比べ装置全体の小型化及び組立性の向上に貢献できます。

NSKは、これまでに自動車用ABS車速検出センサー内蔵ハブユニット軸受や、鉄道車両用の速度・温度・振動をマルチセンシングできる異常検出センサーや各種センサー軸受を実用化しています。今回の開発により自動車や鉄道車両だけでなく、今後更なる需要拡大が期待できる一般産業機械分野への拡大展開を図ってまいります。

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