自動車ホイール用軸受「マルチセンシングハブユニット軸受」を開発

マルチセンシングハブユニット軸受

NSKは、自動車の走行安定性向上に大きく貢献する自動車ホイール用軸受「マルチセンシングハブユニット軸受」を世界で初めて開発しました。「マルチセンシングハブユニット軸受」は、タイヤの横方向路面グリップ力(コーナリングフォース)を検知する機能を有し、自動車の走行安全性に大きく貢献します。

自動車の歴史が始まって以来、また将来にわたっても自動車の安全性向上は様々な方面から取り組むべき最重要課題であり、最近では電子制御システムによるアクティブセーフティ技術が安全性向上に重要な役割を果たしています。今回開発した「マルチセンシングハブユニット軸受」は、路面グリップ力情報を車両の制御システムに提供することによって、アクティブセーフティ性能の向上に貢献する軸受であります。

「マルチセンシングハブユニット軸受」は、NSKが既に商品化している自動車用ABS車速センサ付きハブユニット軸受に、軸受にかかる荷重をモニタする機能を付加したものです。軸受にかかる荷重を検知するため、従来の車体に装着した各種車体挙動センサによる検出に比べ、

  • 路面グリップ力そのものを検知するために、タイヤがスリップする前の段階から、グリップ力限界までの余裕度を把握し、車両が不安定状態に陥ることを未然に防ぐ、予防安全制御に貢献します。
  • サスペンションより路面側に位置するハブユニットでグリップ力を検知するために、スリップ情報を時間的な遅れを伴わないで迅速に検出できます。

という大きな特長を有しています。

自動車のアクティブセーフティ技術は欧州を中心に普及していますが、国内はもちろん、全世界に拡大する傾向にあります。NSKは「マルチセンシングハブユニット軸受」を自動車の安全性向上に大きく貢献する製品として、今後、国内外の自動車メーカに積極的な販売を推進してまいります。

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