社員インタビューNSKで築くキャリア

PROFILE

産業機械事業本部 
E&E本部
大津工場長付 
海外工場プロジェクトチーム 
マネジャー
2001年入社
理工学部 機械システム工学科卒

日本から世界へ。
ものづくりの現場を変えるために、
常にチャレンジを続ける。

CAREER
STEP

CAREER STEPこれまでのキャリア

  • 入社時生産技術

    大津工場工作課配属。ものづくりの現場で設備に触れ、玉軸受加工理論や技術を習得。生産の技術支援を担当する。その後、現場の生産性や品質向上のための新規設備導入プロジェクトメンバーにアサインされる。

  • 入社9年目海外赴任

    ポーランド工場へ赴任。国内で展開した新規設備導入、日本の最新技術支援に加え、欧州新規マーケット拡大に向けた設備導入に取り組んだ。

  • 入社21年目〜海外工場支援

    海外工場プロジェクトチームに配属。米国、韓国、中国、ブラジル、ポーランドを中心とした海外11拠点に対応。人的支援や技術支援を行い、海外工場の生産最適化を目指している。

THE BEGINNING OF A CAREER入社当時

より良い製品を生み出し続ける企業姿勢が魅力。

就活では当初、設計・研究職を志望していました。様々な企業を調べるなかでNSKのベアリングは産業機械に不可欠な部品であり、すべての人々の支えになっていることを知り、そうした製品を生み出すことにやりがいを感じられるのではないかと考え、NSKを志望しました。
最初の配属は大津工場の工作課でした。実際に働いてみて、まず驚いたのが単に顧客のニーズに応えるだけでなく、より良いものをつくり出すため常にチャレンジする姿勢が根付いていること。私自身も、設備の改善や人の動線の検討などを実施し、ラインの生産能力を向上させるなど、生産性向上に向けた様々な課題解決に果敢に挑むことができました。
また、入社して2年目に、新規設備導入プロジェクトメンバーにアサインされたことが、その後の自分の成長に大きく影響しました。当時の大津工場の設備は老朽化に伴い不具合も多発しており、設備更新は大きな課題でした。そこで私がアサインされたのは、旧設備を最新設備にリプレイスするだけでなく設備の状況をリアルタイムに見える化しものづくりを変えるという大規模プロジェクト。仕様の段階からメンバーと共に進めていき、生産性や品質を向上できたときは、挑戦することで得られる大きなやりがいを実感できました。

SKILLNSKで得たスキル・知識

ポーランド工場赴任の経験で、前向きな思考スキルを獲得。

国内で導入した最新設備を海外の工場でも展開することになり、入社9年目の頃、ポーランドの工場に赴任しました。最新設備導入の技術支援に加えて、日本の省力化や効率性向上を重視したものづくりを、ポーランドでも実践し定着させることも目的の一つ。当初は、文化や価値観の壁に突き当たったこともありました。
私より経験の長い現地スタッフとうまく連携できず、相手にされないこともあったのですが、その中でどう理解・納得してもらい共感を得るかを考え、とにかくコミュニケーションを取ることを心がけました。言葉の壁はあったものの、仕事以外の話題でも積極的に話しかけ、関係性を築きながら業務で結果をだすことで理解を得られ、共に同じ会社で働く仲間という連帯感が生まれたときはとても嬉しかったことを覚えています。ポーランドでの勤務は、コミュニケーションの重要性と視野を広げることができた貴重な時間でした。国内工場から海外工場への勤務という流れの中で、多様な経験を積み、困難な課題に対しても、出来ないというのではなく、達成するにはどうすれば良いかを考える前向きな思考スキルも培うことができたと感じています。

FUTURE今後
やりたい仕事

ICT導入やDX推進によって、
さらにNSKに発展をもたらしたい。

現在は、グループマネジャーとして、海外工場のマザー工場である大津工場から、米国、韓国、中国、ブラジル、ポーランドを中心とした海外11拠点の支援対応を担当しています。具体的な業務は、各拠点の課題に対してのアドバイスや、現地指導による技術支援と現地駐在員の人的支援を行っています。これまでのキャリアを振り返ると、若いうちから多様なチャレンジの機会があったことで、自分自身の成長に繋がったと感じています。
今後は、ものづくりの現場をより良くするために、ICTの導入やDX推進に挑戦したいと考えています。それによって働く環境ももっと整備し、さらに社員が活躍できる会社にしていきたいです。またマネージャーとして部員の成長も重要ですので、相手の意見をよく聞き、失敗を恐れずチャレンジすることを後押ししたいと思います。最後に個人的には、もう一度海外に赴任し、大津工場の優れたものづくりの技能・技術を世界中に伝えたいという想いもあります。国内でも海外でも必要とされるような人材に成長していくため、新たな挑戦をずっと続けていきたいです。 ※組織、役職名称は取材時のものです。