日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、ドイツ・ミュンヘン工科大学と共同で研究した「トロイダル形無段変速機のトラクション接触面内部における発熱解析」の研究によって、「自動車技術会賞」の「論文賞」を受賞しました。5月20日にパシフィコ横浜内の「人とくるまのテクノロジー展」の会場内で表彰式が行われました。
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プレスリリース
2010年05月20日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 大型自動車用のCVT(無段変速機)の燃費向上に貢献する技術が受賞 ~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、ドイツ・ミュンヘン工科大学と共同で研究した「トロイダル形無段変速機のトラクション接触面内部における発熱解析」の研究によって、「自動車技術会賞」の「論文賞」を受賞しました。5月20日にパシフィコ横浜内の「人とくるまのテクノロジー展」の会場内で表彰式が行われました。
自動車の燃費改善要求に伴い、大型自動車用のCVT(無段変速機)にも、更なる伝達効率向上が求められています。この論文は、CVTにおける温度上昇の計算式を示し、実測データと検証を行い、トロイダル形CVTの伝達効率の正確な予測に貢献し、自動車のさらなる燃費向上への貢献を目指すものです。
なお、「人とくるまのテクノロジー展」会場内NSKブースでは、今後大幅な燃費向上が期待されるCVT(無段変速機)関連の技術も紹介しています。
NSKは今後もモノづくりの会社として、より信頼性が高く、よりエネルギーロスの削減に役立つ最高品質の製品やサービスを日々追求し、豊かさと地球環境の保全が両立する持続可能な社会の実現をめざし、企業活動に取り組んでまいります。
1951年に自動車工学および自動車技術の向上発展を奨励することを目的として設けられたもの。論文賞は、自動車技術に関係ある優れた論文を発表した会員に贈られる賞。