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鉄鋼設備

鉄鋼設備には、原料ヤードに始まって、製鋼工程・圧延工程・製整工程といった上流工程から下流工程までさまざまな設備があり、その各設備においてあらゆる品種の軸受が使用されています。そして、これらの軸受は、「鉄粉塵」、「水」および「熱」といった鉄鋼設備特有の環境下で使用されるのはもちろんのこと、「重荷重+振動衝撃」、「極低速から高速+急加減速」といった使用条件が重なり合って、本用途以外では類いないほどの厳しい使用環境下で使用されています。

NSKは装置産業の代表格である鉄鋼産業の命題と言える「安定稼動・生産性向上」への貢献を目指して、高度な軸受設計技術だけではなく、軸受材料技術、潤滑技術、解析技術などを含めたさまざまな角度から日々対策・研究・開発を進めています。その結果、永遠のテーマである「軸受の長寿命化・高信頼性化」への対応策を長年に渡って実施しています。

NSKではISOで規格化されている標準軸受から独自に開発した高機能専用軸受まで、さまざまな鉄鋼設備に使用される軸受を幅広くラインナップしています。また、昨今の鉄鋼業界の高付加価値製品指向、環境保護指向にも対応すべく、新たな提案も行っています。

NSKの実績・革新的技術

真っ赤な鉄をロールで挟んで薄く延ばす圧延工程は、ダイナミックな鉄鋼設備の中でも代表的な工程で、かつ最終製品の品質にも大きく影響を及ぼす重要な工程でもあります。本ロールの両端部には、主に4列円すいころ軸受が用いられています。軸受使用条件も、やはり鉄鋼設備の代表格であり、重荷重に加えて、冷却水やスケールに曝される過酷な環境下で用いられます。

NSKは、古くからこの4列円すいころ軸受の長寿命化にチャレンジをし続けています。1970年代には世界で初めて、水やスケールの侵入防止を目的にオイルシールを装着した「密封4列円すいころ軸受」を開発し、飛躍的に軸受寿命の延長を実現させました。その後も、本密封軸受専用のグリースをリリースし、1990年代には、内部設計を改良し定格荷重を大幅にアップさせ、かつ、スケールに強い新材料を開発しました。近年では、スケールだけではなく、冷却水にも強い新材料を開発してきました。

今後もお客様に喜ばれ、信頼されるNSKを目指し、お客様と一緒に走り続けます。

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