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CSRレポート 補足資料:ダイバーシティとワークライフバランスへの取り組み

ダイバーシティとワークライフバランスへの取り組み

女性の活躍を支援

NSKでは、さまざまな方法で働く女性の活躍を支援しています。

2006年に「ダイバーシティ推進チーム」を設立し、仕事や育児に関する社内アンケート調査や職場環境について、女性従業員と会社が本音で話し合うフリートークを重ね、これらを通じて得た意見を基に『両立支援ガイドブック』を作成しました。

育児休業などの各種サポート制度の説明や男性への育児支援アドバイス、職場の上司として必要な配慮などを掲載し、職場全体で仕事と育児の両立について理解を深めることができる内容となっています。

また、NSKでは、休職後のスムーズな職場復帰と豊かな育児生活を支援するプログラムも導入しています。

このプログラムでは、インターネットを通じて育児の先輩社員や職場の上司とコミュニケーションを取ることができるだけでなく、育児情報やスキルアップのための講座で学ぶことができます。

表1. 従業員関連データ*1
  2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
平均勤続年数 18年 18年 18年 18年 19年
平均年齢 41歳 41歳 41歳 41歳 42歳
従業員女性比率 6.7% 6.5% 6.6% 6.9% 7.0%
(8.2%*2)
育児休業取得者数
(女性)
18名 25名 17名 17名 26名
育児休業取得者数
(男性)
2名 11名 6名 13名 25名
  • *1:NSKおよび日本の主要なグループ会社
  • *2:NSKグループ(一部推計値を含む)

定年退職者再雇用制度

2001年4月より労働組合員を対象とした「再雇用制度(Aシニア)」を導入し、定年を迎えた従業員に就労の場を提供しています。

以前は管理職は会社が必要に応じて個別に嘱託契約をしてきましたが、2006年より管理職向けの「再雇用制度(Mシニア)」を導入しており、労働意欲に富み健康な方が、NSKグループで培った豊富なキャリアや高度な技量を存分に発揮できるための制度づくりに努めています。

表2. 高齢者雇用者数(NSKおよび日本の主要なグループ会社)
  2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
シニア制度 25名 383名 441名 470名 505名
その他(嘱託など) 34名 29名 29名 28名 25名
合計 359名 412名 470名 498名 530名

障がい者雇用制度

NSKグループは、働く意思と能力を有する障がい者の雇用を創出し、職業的自立と社会参加の場を提供することは企業の大切な社会的責任と考えています。

2008年に、特例子会社*1のNSKフレンドリーサービス(株)が業務を開始するなど、NSKは障がい者の雇用を拡大しています。

*1:一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の認可を受け、障がい者雇用率の算定において親会社の一事業所と見なされる子会社。

表3. 障がい者雇用率(NSKおよび主要なグループ会社)
  2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
障がい者雇用率 1.97% 1.99% 2.04% 2.09% 2.17%
法定雇用率 1.8% 1.8% 2.0% 2.0% 2.0%