NSKマイクロプレシジョン:精密ベアリング技術で長時間回転するジャイロスコープを開発

~「東京おもちゃショー2018」で出展~

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘、以下NSK)のグループ会社であるNSKマイクロプレシジョン株式会社(本社:東京都千代田区、以下ISC)は、スムーズに回転する精密ベアリングを搭載することで、長時間回転するジャイロスコープを開発・設計しました。本製品は6月7日(木)から10日(日)まで、東京ビックサイト(東京都江東区)で開催される『東京おもちゃショー2018』のスピンギアブースに出展されます。

ISCではベアリングを使った玩具を通じて、新しい価値を創造するとともに、児童をはじめとした幅広い層に「科学の不思議」を伝えていきます。

イメージ映像 https://www.youtube.com/watch?v=cm46vwOUfos&feature=youtu.be New Window
長時間回転するジャイロスコープ
長時間回転するジャイロスコープ

 

製品コンセプト/特長

ジャイロスコープ

2017年に話題となった12分以上回転するハンドスピナー(販売名:サターンスピナー)や「ベアリングこま」と同様に、ヨーヨー世界チャンピオン長谷川 貴彦氏と共同で企画しました。

従来の軸の上下にボールベアリングを搭載する構造ではなく、円盤の内部にベアリングを搭載し、摩擦を減らし、空転時間が長くなるように設計しました。開発品での回転時間は、スタンドの上で4分以上、内部の円盤の回転は14分以上を記録しました。

開発品では、こまの性質の一つである一度回転を始めるとその回転の平面を変えず、外部から力がかかると回転軸の向きを一定に保とうとするジャイロ効果を活かしています。ジャイロスコープは船舶や航空機、人工衛星等に搭載されて活用頂いておりますが、科学玩具として発売されるジャイロスコープにボールベアリングを搭載するのは国内では初の試みです。

外周部も東京下町で高精度な旋盤加工しており、軸受含め全て国産にこだわりました。

 

製品概要

販売 2018年8月1日(予定)
価格 20,000円(予価、税抜)
販売元 ヨーヨーショップ スピンギア
http://spingear.jp/ New Window
制作 有限会社ミツミ製作所(東京都葛飾区)

おもちゃショー2018 に上記スピンギアブースにて出展いたします。

NSKマイクロプレシジョン株式会社 会社概要

NSKのグループ会社で、パソコンのHDD、歯科治療などの医療機器、船舶、釣具などに向けた各種ミニチュアボールベアリング(深溝・アンギュラ玉軸受)を専門に開発・生産・販売する。「クールジャパン」の具体化のために、[ハンドスピナー;サターンスピナー]・「ヨーヨー」・「独楽」に向けたベアリング制作にも携わり、ヨーヨーの世界大会やJOYC(JAPAN OPEN YO-YO CHAMPIONSHIP)にも協賛しています。

社名 NSKマイクロプレシジョン株式会社
創立 1949年4月1日(昭和24年)
所在地 〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-17 広瀬ビル6F
社長 石井俊和
従業員数 1,400人
お問い合わせ先 NSKマイクロプレシジョン株式会社
本社 03-5283-7420

製造元概要

社名 有限会社ミツミ製作所
創立 1982年2月(昭和57年)
所在地 〒124-0012東京都葛飾区立石2-28-14
社長 山田賢一
ジャイロ製造担当者 武田秀明

プレスリリース記載の情報は報道発表日時点の情報です。
予告なしに変更され、ご覧になった時点と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。